12月20日
朝起きて、シャワーを浴び、会社に行こうと靴の紐を結ぼうとしたそのときやってきてしまったのです。
腰が前に曲がらない・・・ひざを曲げようが、床に座ろうが靴の紐まで手が届かないのです。
このときは、「やばい、ぎっくり腰かなぁ?」と思い別の靴に履き替えて会社に向かいました。
しかし、ある程度、普通に歩けるし(まぁ、少々腰が痛かったですが)少し様子を見ようと思い、普通に仕事をこなしていました。
しかし、午後になると、座っていても、特定の格好をしていないと腰が痛く、普段より早く退社し、翌日は様子を見て安静にするってことで休みを取りました。
12月21日
この日はゆっくり安静です。痛みに特に変化なし。
12月22日
さて今日は整骨院に行くので会社は休み!
とりあえず普段の時間に起きたもののベットから起き上がれない10分たっても20分たってもだめなんです。
まぁ、よく覚えてないですが、何とか起き上がって整骨院にいきました。
しかし、ここでのマッサージが良くなかったのでしょうか、マッサージ終了後2時間くらいすると、右足の痺れが出てきたのです。
「もしかして、これは!」
そうです、4年前の椎間板ヘルニアが再発したのがわかりました。
しかし、この日は会社の忘年会、とりあえず顔を出さねばということで、忘年会に出席後とっとと帰宅し安静に・・・(明日は休みだゆっくりできる!)
12月23日~12月26日
この間、徐々に痛みが強くなってきました。
12月27日
この日起きると、今までにない腰の痛みです。寝ていても、立っていても、座っていてもだめです。
どんな体勢になってもだめです。このとき手術が頭をよぎりました。
もう通常の外来に行ってじっくり待たされることは耐えられません。
タクシーに乗り、自力で病院に向かい急患室へ向かいました。
しかし、急患室の看護婦さんは自力でこれた人には結構冷たいものですね。
最初はこっちのつらさを理解してもらえず、10分くらいほっぽり出されていました。
その後急患室の中に呼ばれやっとベットに横になることができました。
(横になった体勢が一番痛みが軽かったので自宅~急患室のベットまで約20分くらい非常につらかった)
さらに5分後くらいに急患室の先生による診察です。
とりあえず、12月20日~の病状と過去のヘルニアの診断について話をすると、例の検査です、とりあえず靴下脱いでってことで、足を持ち上げられ、左右の感覚の違いを聞かれ、脚気とアキレス腱反応の検査です。このとき右足は約10度しか上がらない状態で・・・
先生曰く
「救急車できたの?」
「いや自力でタクシーで着ました」
「この状態でよく来れたね!」・・・
その他2・3話したと思いますが良く覚えていません。
「レントゲンを撮りにいってもらって、とりあえずブロック注射打とうか」
ってことで久々のブロック注射です。
レントゲンを撮りに行くにも、歩けない状態の私は初めてストレッチャーを利用した移動です。
レントゲン室でストレッチャーから、撮影用の台に移動するのも一苦労、急患室を出てからレントゲンを撮って戻るまで25分~30分くらいかかったと思います。
その後、ブロック注射です、お尻を突き出して、久々にあの痛い注射を打ってもらいました。
ブロック注射は、効く人には効きますね!
私の場合、注射を打ってもらって2時間くらいしてからでしょうか、起き上がれる状態になり、この日は座薬をもらって帰宅しました。(医者には翌日に整形外科の外来にきてくださいといわれました)
12月28日
この日は朝から外来の診察を受けにまたもや病院に!私の番が来て診察室に呼ばれると、またもや例の検査です。相当悪いねといわれ、ヘルニアの治療方法について説明を受けました(説明といっても、通院での保存療法→入院しての保存療法→入院し手術の順番で治療するのが普通だねというあたりまえの説明をされました)。すぐにでも入院してよいとのこと!しかし、せっかくの2000年を迎える年末、やっぱり自宅にいたいのでとりあえず年明けのブロック注射の予約をしてこの日も帰宅です。<よく考えると、このとき入院していたら結果が違ったのかもしれないなぁ>とうぜん帰宅後は安静にしていました。
12月29日
この日はまた、朝からおとといのような痛みが・・・とりあえず、座薬を使ってみてだめだったら今度こそ入院しても良いかなぁ、というくらい痛かった。
当然トイレにははって行くような状態、座薬を入れてから1時間が過ぎそろそろ効いてきてもいいのになぁ・・・
でもぜんぜんだめです。
あぁ、もう入院してもイイや、この日も急患に駆け込みました(走ってはいませんよ!)
しかし不思議なことに急患のベットに寝ていると不思議なことに座薬が効いてきたのかなぁ?
少し痛みが和らいだような。少し待っていると、整形外科の外来の先生が着てくれて、例の検査と2・3問診の後で
「ブロック注射っていうの打ってみる?」
私は驚いて
「一昨日も打ってもらったんですが・・」
「じゃぁ、だめだね、1週間に1回しか打てないから」
といわれ、先生はいろいろ考えている様子でした。
出した答えというのは
「どうする入院していくか?入院して普段打ってるブロック注射よりも強い注射と牽引で少し様子を見るために入院する?」
ときかれましたが、4年前のことを考えるとこのまま様子を見ても大丈夫だろうと考え、更にせっかくの年末を自宅で迎えたいという気持ちとで
「とりあえず今日は帰ります」
先生も
「そうだよねせっかくの年末だし、とりあえず、痛みはコントロールできるからもう少し様子を見てもいいかもね」
ということでまたまた、帰宅しました。
12月30日
この日も、座薬で痛みをコントロールです。詳しくは覚えていません。
12月31日
ついに1900年代に別れを告げる最終日です。
しかし、この日も痛みは引かず、座薬を使った痛みのコントロールを続けました。
しかし、座薬が効いている間は絶えられないような痛みはなく、安静にして1日をすごしました。
24時直後に大学時代からの友人に電話をかけおめでとうコールです。
私の友人たちは一昨年の大晦日から初日の出を見る屋外なべパーティーをにはまり、今年も九十九里浜へ出かけています。
本来であれば私も参加しているはずなのに・・・
とりあえず、友人からはゆっくり休んで早く良くなるようにといわれ電話を切りました!
痛みが続いて安静にしたままの年越しでした。(大晦日の夜に自宅にいるなんて何年ぶりだろう・・・)